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「WATCH」は、SDGsをテーマにしたドキュメンタリー作品を上映する無料のオンラインイベント。
上映作品につけられた字幕はすべて日本国内外の大学生の手によるものです。
学生たちは作品に関連したトークセッション、告知活動など、「WATCH 2025」全体の運営にも携わります。
誰もが親しみやすい「映像」というメディアを活用し、
送り手も受け手も、世界を取り巻く問題についての新たな視点・気づきを得る。
「WATCH」はそんなきっかけになるイベントです。

News

  • 2025/06/02
    インターン生による学生レポート「【第6回】どうしてこの企画に?PRチームの参加理由、話します!」を公開しました
  • 2025/05/29
    インターン生による学生レポート「【第5回】字幕翻訳の奥深さ」を公開しました
  • 2025/05/22
    上映作品・トークイベントの視聴申し込み受付を開始しました
  • 2025/05/13
    WATCH 2025のWEBサイトを公開しました

開催概要 Event Summary

開催期間 2025年7月3日(木)~7月13日(日)
開催形式 上映:オンデマンド配信
トークセッション:リアル開催&同時配信を予定
参加料 すべて無料、要申し込み
申し込み 2025年5月よりこのページにて受け付け開始予定
(受け付け終了は2025年7月11日正午まで)
主催 日本映像翻訳アカデミー株式会社(JVTA)
共催 東京外国語大学
協力 神戸市外国語大学
参加学生 9大学53名(東京外国語大学・大学院、神戸市外国語大学、神田外語大学、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校、電気通信大学、同志社大学、洗足学園音楽大学、名古屋外国語大学)
Event Dates Thursday, July 3rd to Sunday, July 13th 2025
Activities On the online learning platform JVTA Online:
  • Videos will be streamed on-demand
  • Talk events will be held over Zoom (tentative)
Format Online
Fee Completely free of charge, signup required
Host Japan Visualmedia Translation Academy (JVTA)
Co-host Tokyo University of Foreign Studies

Films上映作品 Films

「視聴申し込み」ボタンからお申し込みください。
いずれか1作品からの申し込みで上映作品すべての視聴が可能です。

【視聴料金】無料
【視聴可能期間】日本時間2025年7月3日(木)0時~7月13日(日)23時59分
【視聴申し込み】~日本時間2025年7月11日(金)正午まで
※6月29日(日)以降のお申し込みの場合、実際に視聴ができるようになるまで1~3営業日かかります。お早めにお申し込みください。

The Reformist

『イスラームの変革者~女性イマームの誕生~』

(マリー・スコウゴー監督/2019年/デンマーク/59分/英題「The Reformist - A Female Imam」/学生による日本語字幕つき)

女性主導によるモスクの開設を目指すイマーム(導師)、シェリン。イスラム教に対する誤った認識や恐怖が広がりつつある現実に際し、シェリンを中心とするモスクのメンバーは従来のジェンダー・ヒエラルキーからの脱却を推進する。そんな彼女の挑戦は支持を集める一方で、組織内の対立も表面化する。

The Reformist - A Female Imam

Release: 2019 | Running time: 59min | Director: Marie Skovgaard | Japanese subtitles translated by students

Sherin Khankan is opening one of Europe's first mosques run by female imams. The Mosque's members aim to confront and challenge the fear surrounding Islam and call for a new feminist agenda breaking with established gender hierarchies. Sherin is impatient. She wants change and equality now! But her haste divides her organisation to the brink of collapse.

DAY ZERO

『自然と未来~オーストリアとブータンからの学び~』

(ニルス・ベーカンプ監督/2020年/ドイツ/43分/英題「DAY ZERO | Austria and Bhutan - A Glimpse Into the Future」/学生による日本語字幕つき)

監督のニルス・ベーカンプがブータンとヨーロッパを旅しながら、気候変動と人間の暮らしの関係を見つめ直すドキュメンタリー。自然と調和したブータンの有機農業やGNH(国民総幸福量)の思想を通して、私たちの消費行動や価値観に問いを投げかける。

DAY ZERO | Austria and Bhutan - A Glimpse Into the Future

Release: 2021 | Running time: 43min | Director: Nils Bokamp | Japanese subtitles translated by students

Day Zero is portraying climate change in a different way - by immersing the viewer in nature's bounty and by listening to stories told by local people. Filmmaker Nils Bokamp has identified unique spots around the world where nature’s pristine wilderness and beauty are threatened to be lost by the effects of climate change.

『A Story of Dementia and a Message of Hope』

(佐々木航弥監督/2024年/日本/11分/原題「ひと足先に認知症になった私から」/学生による英語字幕つき)

若年性アルツハイマー型認知症の当事者として講演活動を続けるさとうみきさん。認知症への理解の促進や当事者だからこそ伝えられる思いを全国各地で発信している。「認知症になってから自分の人生の第二章が始まった」というさとうさん。彼女の活動を追う。
©佐々木航弥/Yahoo!ニュース ドキュメンタリー

本作品はYahoo!ニュース エキスパート「ドキュメンタリー」が運営するDOCS for SDGsの協力のもと上映します。
※Yahoo!ニュース エキスパート「ドキュメンタリー」は「人々の心を動かして、社会課題を解決する」をミッションにクリエイターの作品発信をサポートするメディア。ドキュメンタリーが描く社会課題を、SDGsが掲げる17の目標それぞれに呼応させて、DOCS for SDGsページで作品を発信している。
DOCS for SDGs:https://documentary.yahoo.co.jp/sdgs/

上映イベント Film Screening Event

TUFS Cinema「SDGsを考える映画特集」上映&トークイベント ライブ配信


東京外国語大学(東京都府中市)の会場で行われる「TUFS Cinema」上映イベントを、Zoomで同時ライブ配信します。
TUFS Cinemaは、映画を通じ、世界の諸地域における社会・歴史・文化の理解を深めることを目的として行われるものです。WATCH2025と連動した今回のイベントでは、SDGsについての理解を深めるため、『自然と未来~オーストリアとブータンからの学び~』と『イスラームの変革者~女性イマームの誕生~』の上映と、ゲストをお招きして学生とのトークセッションを行います。

※このページから申し込みできるのはライブ配信のみです。東京外国語大学の会場での参加(対面)を希望する方は、TUFS Cinemaのサイトより詳細を確認のうえ、お申し込みください。

【配信視聴料金】無料
【配信日時】日本時間2025年7月6日(日)13:00~16:50
※ライブ配信時以外の視聴はできません。
【配信視聴申し込み】~日本時間2025年7月4日(金)正午まで
【配信方法】Zoom
【プログラム】
13:00
  • 『自然と未来~オーストリアとブータンからの学び~』本編上映(43分)
  • 上映後解説・トーク(45分)
休憩
15:00
  • 『イスラームの変革者~女性イマームの誕生~』本編上映(59分)
  • 上映後解説・トーク(45分)
【上映後解説】
『自然と未来~オーストリアとブータンからの学び~』
古川 高子(東京外国語大学 世界言語社会教育センター 特任講師)
専門はヨーロッパ・オーストリア史/アルピニズム、自然と人間の社会史。主著・論文に「オーストリアにおける「保守派」の反原発運動とその環境保護思想」『クァドランテ』No.16(2014)、「歴史を背負った山」『ドイツ文化事典』(共著、丸善出版社、2020)、映画吹替・字幕翻訳にフレディ・ムーラー監督『緑の山』(1990年制作、日本公開2017年、2020年)など。

『イスラームの変革者~女性イマームの誕生~』
村山 木乃実(東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所特任研究員)
専門は宗教学とペルシア文学であり、主に現代イラン思想の研究を進めている。主著に『孤独と神秘:アリー・シャリーアティーの「沙漠論」にみる現代イランのイスラム思想』(2024年、作品社)がある。近年はペルシア神秘主義文学、イラン映画、ジェンダー、日本における中東表象などにも関心を広げている。

学生レポート The Voice of Interns

WATCH 2025の活動に参加しているインターン生たちが、現在取り組んでいる作業や活動報告などをnoteで随時レポートしていきます。 >>レポート一覧へ

最新のレポート(2025/6/2)

どうしてこの企画に?PRチームの参加理由、話します!

今回の投稿では、このnoteを運営している私たちPRチームメンバーについて、紹介させていただきます!

共催・協力大学よりメッセージ Messages from Cooperating Universities

東京外国語大学(共催)
学長 春名展生氏

多くの学生が、大学の違いを超え、国の違いを超え、それぞれの知見と経験を持ち寄り、日英両語を駆使して共同で字幕翻訳に取り組むインターンシップは、まさに多様性のなかから未来を共創するための訓練です。今年は「TUFS Cinema」という大学のイベントとして、WATCH2025を広く近隣住民に公開します。

神戸市外国語大学(協力)
英米学科 通訳翻訳学領域 教授 長沼美香子氏

学生たちが主体的に発信する字幕翻訳の世界へようこそ!
WATCH 2025は多方面からの注目を集めている企画です。プロダクトとしての字幕翻訳への取り組みだけでなく、プロセス全体を通して活躍する一人ひとりの若者の成長に期待を寄せながら、私も神戸から声援を送り続けたいと思います。

主催 Host

共催 Co-host

協力 Supporting

協賛のお願い Request for Support

SDGsをテーマにした映像作品をオンデマンド上映する「WATCH2025」。国内外の9大学・大学院54名の学生が作品に字幕をつけ、関連トークセッションを企画し、広報活動にも携わる産学連携プロジェクトです。

当プロジェクトでは、趣旨に共感いただき、協賛いただける企業様を募集しています(協賛金:1口10,000円より)。

協賛企業様へのお礼として、各種媒体でロゴ・社名などを掲載いたします。若者の活動支援やSDGsに積極的に取り組む企業として、ブランディング強化にお役立てください。

主催会社について About the Organizing Company

1996年設立。映像コンテンツの字幕や吹き替え原稿を作成する「映像翻訳」のプロを専門に育成する。映像翻訳の受発注を行う部門も併設しており、日本語・英語だけでなく、多言語の翻訳も行っている。国連UNHCR協会が主催する難民支援のための映画祭「WILL2LIVE Cinema」に字幕を無償提供するなど、映画祭への協力も多数。

また、「語学を学んできた人々を全力でサポートする」という企業ミッションのもと、国内外の学校教育機関における教育プログラムを展開。「海外大学字幕プロジェクト(Global Universities Subtitling Project、通称GUSP)」 や、「J-Anime Stream for Ukraine」など、国内外の学生に向けて語学力を生かしたインターンシップを各種実施している。

公式HP:https://www.jvtacademy.com/

Established in 1996, JVTA specializes in training professionals in visual media translation, including the making of subtitles and dubbing scripts for video. The company also has a department that accepts orders for media translation, and offers translation services not only in Japanese and English, but in multiple other languages as well. JVTA has cooperated with many film festivals, including providing subtitles free of charge to “WILL2LIVE Cinema,” a film festival organized by the United Nations Refugee Agency UNHCR to support refugees.

Furthermore, in line with the corporate mission of “providing full support to language students,” the company offers educational programs at institutions both in Japan and abroad. JVTA also offers offers a variety of internship programs for students in Japan and abroad that allow these students to use and further sharpen their language skills to the fullest, such as the "Global Universities Subtitling Project (GUSP)" and "J-Anime Stream for Ukraine."

公式HP:https://www.jvtacademy.com/